会報「北のみなと」No.60より |
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1.はじめに 2.検討経緯 |
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![]() 施工位置図 |
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ハイブリッドケーソンについては、道内での実績は少ないものの、全国では数多くの実績がある。
半没水上部斜面堤については、平成15年に東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所より、「半没水上部斜面ケーソン堤の設計・施工指針
(案)」(以下、指針(案)と称す) として取りまとめられている。 半没水上部斜面堤の特徴は以下の通りである。
①ケーソン本体及び上部工が傾斜し ており、作用波力の水平成分の減 少及び鉛直成分の増加により、滑 動に対する抵抗力が増大し、ケー ソン幅の縮小が可能である。 ②ケーソン幅の縮小により捨石マウ ンド幅を縮小できる。 |
![]() HBケーソンイメージ図 |
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3.水理模型実験
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各ケースでの波力の分散効果を確認している。 また、波力実験のほかに港内伝達率、港外反射率やマウンド被覆材及び根回方塊の耐安定性、ケーソン滑動実験を行い、水理機能や耐波安定性を検証し、防波堤構造の有効性について確認した。 |
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5.コスト縮減効果
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6.おわりに |
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